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白い琥珀

日本では「琥珀色」というとコーヒーやウィスキーの形容に使われるように「コニャックカラー」が代表的ですね。グリーンや白い琥珀を見ると「こんな琥珀もあるのねー」とおっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。
実はヨーロッパでは白系統の琥珀も人気があるそうです。“ミルキー”や“マット”、また一部では“ロイヤル”などと呼ばれています。また、「色が変化する」という楽しみもあります。


琥珀は白だけでなく他の色も徐々に変化していくのですが、白が混じった色はその変化がやや早いようです。他の色と重なりマーブルのようになったものは、白とその他の色がそれぞれに濃くなってまいります。不思議なことに全部が同じように変化するのではなく、変化の大きいものもあれば ほとんど変化しないものもあり、それがまた冷たい石の宝石とは違う、琥珀の魅力ともいえるのではないでしょうか。


諸行無常(世の中の一切のものは常に変化し生滅して、永久不変なものはないということ)というように、琥珀ジュエリーもわずかながらも姿を変えていきます。アンティークを愛するヨーロッパの人々のように、ゆったりとした気持ちで琥珀を愛でていただければ・・・と願っております。

(2007年3月13日 笹原)