琥珀について

琥珀、その魅力


琥珀とは

琥珀ペンダント琥珀は樹木の樹液の化石です。
樹液が滲み出て固まり、土とともに堆積し、数百万~数千万年の長い時を経て化石化したものです。
しかし、すべての木の樹液が琥珀になるわけではなく、琥珀になるものは古代のスギ科針葉樹、マメ科広葉樹のいくつかしか確認されていません。
一般に樹液というと松ヤニを想像しますが、残念なことに現在見られる松の樹液は化石化することはないといわれています。

数千万年という長い期間に、樹液はコーパルへ、コーパルが琥珀へと姿を変えていきます。
この変化のなかで、樹液に含まれていた揮発性物質が気体となって抜け出していきます。コーパルの状態では依然として揮発性成分を含んでいますが、すべて抜け出して不活性化したものが琥珀なのです。



内包物

虫入り琥珀樹液は私たちが考えるよりもはるかに多く、はるかに早く流れ落ちたと想像されます。
その際、昆虫や草木、空気、水などが取り込まれることがあり、一緒に地層深くにもぐりこみ、化石化するまでの永い永い時間を過ごします。

アリや蜂などの昆虫が入った琥珀は「虫入り琥珀」として珍重されています。

また、地熱で熱せられたり冷えたりした結果、気体は逃げ場を求めて琥珀内部に魚の鱗のような丸い放射状のひび割れを作ります。 これは「グリッター」「太陽のスパングル」などと呼ばれ、本物の琥珀にしか見られません。(当ショップでは「グリッター」と呼んでおります。)
グリッター(glitter)もスパングル(spangle)も、「きらきら光る」という意味の英語ですが、日本ではスパングルをスパンコールというのが一般的ですので、「太陽のスパンコール」と言った方がわかりやすいと思うのですが・・・。



琥珀の色

琥珀の色
琥珀の色=ウィスキーの色と思いがちですが、琥珀には200種類以上の色があるといわれています。
すべての色をご紹介することは不可能ですが、大まかに言っても無色透明なものから、白・黄・赤・緑・黒といったバラエティーに富んだ色を見ることができます。



宝石としての琥珀

琥珀の硬さは、モース硬度2~3(人の爪と同程度)しかありません。真珠が3.5~4ですので、非常に軟らかい宝石といえます。
比重は1.04~1.10で、水(比重1.0)とほとんど同じですので、濃い食塩水には浮いてしまいます。気泡を含んでいる琥珀はより軽くなるので、真水にも浮くことがあります。
初めて琥珀を手にされた方は、その軽さに驚かれることと思います。

琥珀はダイヤモンドやエメラルドなどの固く冷たい美しさとは異なり、樹脂が作る暖かい光沢を持っています。

琥珀は宝飾の世界では「有機原石」と呼ばれます。 
宝石は貴石・半貴石と呼び分けられますが、琥珀はそのどちらでもありません。
宝石は鉱物(無機物)であることがひとつの条件なのですが、もともとが木々の樹脂である琥珀は、真珠・珊瑚・黒玉と同様、動植物性であるため「有機原石」と呼ばれます。 
しかし、その美しさ、華麗さから宝石とみなされ、「宝石ではあるが鉱物ではない」という例外的な宝石なのです。



バルティックアンバー(バルト海沿岸の琥珀)

バルト海の地図 ポーランド、ロシア、リトアニア、デンマーク、ドイツ等をバルト海沿岸国と呼び、これらの国の琥珀はバルト海の下の古代地層から産出され、バルティックアンバーと呼ばれています。 
特にポーランド、リトアニア、カリニングラード(ロシア)は産出量が多く、全世界の琥珀の80%がここに眠るといわれています。

この地の琥珀は、紀元前3,000年ころより地中海地方へ送られ、同じ重さの金と交換されるほど貴重でしたので、「北方の金」と呼ばれました。
バルト海沿岸地方と地中海・黒海周辺を結ぶ琥珀交易の道は、「Amber Route(琥珀の道)」と呼ばれ隆盛を極めました。

気の遠くなるほどの長い歴史が培った琥珀へのこだわり、優れた品質、優美な色彩、そして新たなデザインの追及。バルティックアンバーはヨーロッパをはじめ、世界中の琥珀を愛する人々の垂涎の的となっております。

当ショップでは、ポーランド、リトアニア、カリニングラードのバルティックアンバーを取り扱っております。



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